『我が子が突然余命一年と言われたら』

難治小児がん『小児脳幹部グリオーマ』11才の娘が病気と向き合い最期を終えた内容を綴っております。

魔女の宅急便

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※はじめての方は上記『余命一年宣告のはじまり』よりご覧いただければ幸いです。

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昨日は東京でも雪が散りましたね。丁度5年前の今日、北海道は大雪でした。

 

娘が余命宣告を受けて、脳幹部の腫瘍がものすごい速さで大きくなり、1分1秒早く放射線を当てるか決断に迷っている際、北海道の名医、澤村先生にセカンドオピニオンを依頼するのに、MRIのDVDデータを超速宅急便にて郵送しました。

 

大雪の影響もあり、出荷後に確認の電話を宅急便に入れたところ、「大雪のため、超速宅急便は空路がダメな場合、船便に移り、通常の配送より遅く到達します」とのことで、急遽、通常配送に切り替えていただけないか問いました。

 

宅急便の女性オペレーターの方は、「すでに荷物はドライバーが集荷し、ものすごい量の集荷倉庫にお品物が移っており、その中から小さいDVDを探し出すことは困難な為、難しい」とのお答えでした。

 

私事情で本当に申し訳ないのですが、一から事情をお話しました。するとオペレーターは沢山のお仕事があるなか、こちらの意向を快諾いただき、「事情が事情ですので、こちらで誠意を込めてお探しいたします。ご連絡が遅くなるかも知れませんが、お待ちいただけますでしょうか」と、その熱意あるお言葉に本当に涙が出るほどでした。

 

すると数時間後、オペレーターから電話が入り、「DVDデータがみつかりましたので、早急に通常便に変更します。通常は変更手続きがあるのですが、こちらで対応いたしますので、高木様はそのままで大丈夫です」と異例の対応をしていただきました。

 

私はオペレーターにお礼を言いました。すると女性オペレーターは、「私ではなく、事情を知った、集荷店、配送ドライバー、倉庫スタッフ、沢山の方が何とかならないかと、何が何でも探しましょうということで、探し当てることができました」とおっしゃっていました。

 

無事に北海道の名医まで最短時間で届き、判断する上で貴重なご意見を澤村先生にご教示いただきました。

 

もし、1日でも遅れていたら、腫瘍拡大により即死していたかも知れません。また放射線治療後の浮腫を考えると、放射線治療も出来なかったかも知れません。

 

皆さんのお蔭で娘は大切な良い時間を過ごすことができました。

 

雪を見ると、宅急便の心温かさを思い出し、まさに魔法でも使ったかのような『魔女の宅急便』に感謝の気持ちで一杯になります。

 

続く・・・

 

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